スーパーエッシャー展 ある特異な版画家の軌跡

先週は混み混みで入場を諦めたエッシャー展、会場の鑑賞ガイド及び音声案内にDS Liteが使用されていることでご存知の方も多いと思いますが、きょうはばっちり観てきました。とはいえ平日でも盛況。
入場するとさっそく鑑賞用ガイドを貸していただけるのですが、どっからどう見てもDS Liteです(当たり前ですね)。時雨殿なびのような専用カスタマイズはなく、クリスタルホワイトに防犯用ブザー、首にかけるストラップ、ヘッドホンが付けてあるというもの。
ガイド手順は説明のある作品までの道順案内→作品説明→自由に拡大表示→次の作品へ道順案内…という具合。展示スペースは作風ごとに章分けされているのですが、章が移るごとに音楽つきで説明が流れます。主要な作品を片方の画面に見せながら、音声で解説を流す…うむ、なかなかわかりやすい。ただ、疲れる。作品の拡大表示は、実際に作品が目の前にあるし拡大率も一定だしいらないよな…とか思いながらぐりぐり動かしてました。あと、音声ガイドの7割くらいが女性の声ですが、あとの3割が藤井恒久アナ。


その他の見どころとしては、触れるとエッシャーの作品を元にしたCGを自由に動かせる、タッチパネル式のモニター。3次元の空間を平面に表現するエッシャーの作品がCGとなって、視点を自由に変えながら鑑賞できるというのが不思議でおもしろいです。あとは少年マガジンとか。
まぁエッシャーの作品自体とてもユーモラスなものが多いので、全く飽きることはないはず。展示点数もそこそこ多い上に細部まで作りこまれた作品が多い、さらにDS Liteでじっくりガイドまでついているわけですから、鑑賞にかなり時間をかけてしまいました。2時間以上いたかな…。てことで満足満足。時間があったらまた行ってもいいかなぁと思いますね。


おまけで。展示スペースの出口には恒例のグッズ販売コーナーがあり、なんと会場限定の「ハードカバーDS Lite」も販売してました。無色透明で、「SUPER MCE」の柄と赤蟻の柄が入った2種類が売られており、値段は1050円。あー通常版使ってるからなぁ…高いし、見送り。赤蟻は悪くなかったんですがねぇ。