映画ファントムブラッドを観てきました

ユナイテッドシネマ豊洲にて。シネコンで映画を観るのは初めてです。
さて、邦題『ディオの異常な上昇志向』こと『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』ですが…
PS2ソフトで見られた「原作を忠実に再現」だの「ポージング」だのという無意味なものは一切排除し、約2時間に収めてみました!…そんな感じに見えました。もうそれ以外はないというか。一応印象に残ったものは、ディオの陰湿かつ過激ないじめの数々(ここだけはマジにヘヴィだった…うん、ここは)、スポ根まがいの波紋修行(おそらく笑いどころ)、なぜか残虐性が増したツェペリさんの死に様(思わず口を押さえてしまうほど)…。今思い返してみても喜ばしいことがまるでないというぞっとする結果になりました。ホント誰のための映画なんだこれ…。
原作と違う展開なのは一向に構いませんが、そのアレンジに意味があったのかというと、全くそれが読めません。単行本にして5.5巻の話を映画の尺に収めるのにムリがあったのでしょうか…なんかゲームと合わせて『帯に短したすきに長し』という言葉がピッタリあてはまる事態になってしまった気がします。
結論:そっとしといたほうがよかったんじゃ…