ひさびさなんで読みたくなったみたいですよ

スクウェア・エニックス各誌で活躍する作家54名がここに大集結!」(帯文より)なのですが、総ページ数は172。目次と発行人等表記頁を除けば170ですので、作家さん1人あたりのページ数は約3.148になります(実際見ると、2ページだったり4ページだったりの方がほとんど)。
つまりですね、気に入った作風の4コママンガを見つけて「もっとこんなの読みたい!」と思いながらページをめくった次の瞬間には(もしくは思う間もなく)違う作家さんの作品に切り替わってしまう、ということが高確率で起こりました。しかも各作家さんは主人公含むパーティの設定(名前、性別、服装その他)に関して各々やりたい放題ですので、"切り替わり"する度に「あぁ、次は女主人公かぁ」と頭に入れなおすのも面倒で。うーん、こういう事を感じてしまうのも、昔のドラクエ4コマのイメージが強く残ってるからでしょうか。5コマで始まるアレ。

以上が、読む際に面倒なことがら。マンガの中身に関しては、「あーあるあるー」とか「あーこんなことあったよねー」と思い出したりとかしますし、笑える作品も時々ありますので、楽しめたには違いないと思います。"設定やりたい放題"ってのも、各作家さんがDQIXを遊んだそのままが反映されてると思うと生々しくて良いですね。ナインって主人公が出てくると「なんだつまらんなー」と思うくらいに。